塩分をたくさん摂取すると血液中の水分が増えます。結果的に体の中を循環する血液量が増え、 血圧の上昇を招きます。そのため高血圧の予防には減塩がポイントになってきます。 |
それでは、塩分の摂りすぎを防ぐための減塩のポイントをいくつか紹介します。
●うまみがある食品を使う だしのコクやうまみを効かせることで、塩味の物足りなさを補うことができます。 |
|
●香辛料や香味野菜の香りや辛みを利用する わさび、しょうが、しそ、ハーブ、カレー粉、みょうがなど、香りのよい素材を使いましょう。 |
|
●酸味を上手に利用する 柑橘果汁、トマト、酢など、すっぱさがアクセントになります。 |
|
●油を使ってこくを出す 煮物や汁物の仕上げにごま油を1滴たらすとこくとうまみが加わり、薄味でも気にならなくなります。 |
|
●味付けを確かめてから調味料を使う 味見をせずにすぐにお醤油をかける・・・ということはありませんか?まずは一口食べて本当にお醤油が必要か確かめてみて下さい。醤油などを「直接かける」より「付ける」ことをおすすめします。 |
|
●塩分は1皿だけに集中して使う 薄味の料理が2~3品あるより、しっかり味のついた料理を1品持ってきて、他の物はごくうすい味つけにしたほうが献立にメリハリが出て満足感が得られます。 |
|
●カリウム・食物繊維を含む食品を食べる (野菜、いも類、海藻類、きのこなど) カリウムには体内の余分なナトリウムを排泄し、血圧を下げる働きもあります。 |