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コラム「栄養」

コロナ禍における お酒のかしこい飲み方

2021年09月24日

コロナ禍における お酒のかしこい飲み方

コロナウィルス肺炎は、私たちの日常生活に大きな影響を与えています。

自粛の影響をうけて自宅で飲む機会がぐっと増えています。

ここ最近は在宅ワークで通勤や仕事で歩く機会が減り、運動量も減っているところに、

ストレス解消でお酒やつまみの量が増え、体重増加につながる方が増えてきています。

 

宅飲みのメリット

*人との接触が減らせる

*自分に合った適量におさえることができる

*時間を決めて飲むことができる

*低料金で楽しめる

*アルコールの種類を考えながら選んで買うことができる

*おつまみや、おかずをヘルシーに組み合わせることができる

 

アルコールの吸収と分解、代謝について

ご承知の通り肝臓でアルコールの分解が行われますが、適量以上に飲むと肝臓の代謝機能は低下します。肝臓はアルコール分解を優先し、糖質や脂質の代謝は後回しになります。飲み過ぎの習慣では脂肪肝や肝硬変につながる危険性もあります。

肝臓を元気に維持するためには、アルコール分解に使われる糖質、たんぱく質やビタミンを多く含むものを選ぶようにしましょう。また、ビールの適量は500mlが目安、ほろ酔いがやめ時と覚えておきましょう。

 

 

工夫をして楽しくヘルシーに飲むための心得

  • 食べながら飲む(空酒はやめる)
  • 魚や肉、大豆製品等のたんぱく質のおかずを選ぶ
  • ビタミンや食物繊維の豊富な野菜を摂る
  • ウインナーやから揚げ、フライドポテトなどの揚げ物は控えめにする
  • 飲み終わりの時間や、飲む量を決めてから飲む習慣をつける
  • 2杯目以降に水、炭酸水、お茶等もとり入れゆっくり飲む
  • ノンアルコール飲料をうまく利用する
  • それぞれの1日分の適量(アルコール分解に3~4時間かかる)を守る

ビール500ml、ワイン200ml、ウイスキー60ml、日本酒180ml、焼酎100ml

  • 休肝日を週1~2回つくる
  • 体重管理と運動をあわせて習慣づける

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